
MMA期待の新星、イゴール・タナベ選手。
184cmという巨体ででありながら、素早い動きでグラウンドに持ち込み、一本を決める。
そんなイゴール・タナベ選手は、幼少期に貧しい環境だったことがきっかけで、戦いの道に進むことに。
MMAファイターになった理由、絶対負けられない理由も家族のためだそう。
本記事では、イゴール・タナベ選手のプロフィールや戦績、結婚などについてまとめました。
イゴール・タナベのwikiプロフィール
名前:イゴール・タナベ
本名:Igor Tanabe Guimarães(イゴール・タナベ・ギマランイス)
生年月日:2000年5月9日(23歳 ※2023年7月現在)
出身地:ブラジル サンパウロ
身長:184cm
体重:84kg
所属:セラヴィー
イゴール・タナベ選手は、ブラジル生まれでブラジル人と日本人のハーフ。
父親はブラジル人。
母親は日系ブラジル3世ですが、母方の祖父母も日本人らしく、日本人の血しか入っていないそうです。
2004年1月、3歳の時に来日しています。
もともとは、両親が出稼ぎで日本に来ていたそうですが、日本の住みやすさもあって、イゴール・タナベさんも日本に移住することになったようです。
兄妹は、10歳下の妹がいます。
2007年1~2月、6歳の頃から柔術を始めており、その時柔術の道場に誘ってくれたのが、今の奥様のお父さんだったそうです。
すごく運命的な出会いだったんですね。
イゴール・タナベは結婚していて子供がいる?

先述のとおり、イゴール・タナベさんは結婚されています。
幼少期に柔術を始めるきっかけを作ってくれた方の娘さんが、イゴール・タナベさんの結婚相手だそうです。
もともとブラジリアン柔術で選手で、日本ブラジリアン柔術連盟(JBJJF)の全日本大会で21年、22年と階級と無差別の両方で2連覇するという偉業を成し遂げます。
転機になったのは、奥様の妊娠。
子供が生まれ、お金が必要になるということで、何でもやる覚悟でMMAに転向したそうです。
家族のために絶対負けられないという強い意志があるとようです。
ホベルト・サトシ・ソウザやクレベル・コイケに影響を受ける
イゴール・タナベ選手は、子供の頃からホベルト・サトシ・ソウザ選手の大ファン。
ホベルト・サトシ・ソウザ選手の境遇がイゴール・タナベさんの境遇と重なり、憧れを抱いたそう。
ホベルト・サトシ・ソウザ選手もクレベル・コイケ選手も貧しい幼少期を経て、今のスター選手へと登り詰めているので、イゴール選手としてもそこを目指して頑張っているそうです。
イゴール・タナベの戦績
イゴール・タナベ選手は、ブラジリアン柔術で多くのタイトルを持ちます。
21年には、JBJJF全日本大会のスーパーヘビー級、無差別の全試合を腕十字で勝利し、2階級で優勝を収めています。
MMAデビューは2021年10月。
これまでの戦績は、2戦2勝0敗。
すべて一本勝ちで勝利しています。
得意技は、三角締め。
腕、脚、首、どこでも極められるように技を磨いているようです。
超RIZIN.2 vs 阿部大治

7月30日、超RIZIN.2で阿部大治選手との対戦が決定しました。
イゴール・タナベ選手と阿部大治選手は過去に一緒に練習したこともある仲のようです。

阿部大治選手は、1991年生まれの31歳で、柔道がバックボーン。
柔道では黒帯を持ち、高校卒業後は大学のスポーツ推薦を断ってキックボクシングジムに入会し、キックボクシングの道を歩み始めます。
2015年4月に総合格闘技でプロデビューし、これまでに18戦12勝6敗。
現在、阿部大治選手はDEEPウェルター級王者で第11代PANCRASEウェルター級王者でもあり、イゴール・タナベ選手より格上。
RIZINでは現在3連勝中と相性も良く、イゴール・タナベ選手にとっては、かなりの強敵といえるでしょう。
ストライカーの阿部大治選手に対して、寝技のイゴール・タナベ選手。
どのような試合になるのか、ワクワクしますね!