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最高の教師|9話|ネタバレ小説風あらすじ!ドラマ”ほぼ”完全再現!

日本テレビ系ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」第9話のネタバレを含むあらすじをお届けします。

前半は、ネタバレ”なし”のあらすじ
後半が、ネタバレ”あり”のあらすじです。

「最高の教師」のストーリー

「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」のストーリーを紹介します。

鳳来高校3年D組の担任・九条里奈(松岡茉由)が、卒業式の日、「担任生徒の誰か」に突き落とされる。
時を遡り目を開けると、1年前の始業式の日、九条は「30人の容疑者」である担任生徒を前に教卓に立っていた。
時を遡ったことから、九条は覚悟を決め、自分を殺害する「30人の容疑者」である生徒たちと命がけで向き合っい、自分の人生と生徒の再教育をする。

1話ごとに生徒を再教育し、クラスを変え、人生を変えようと奮闘する九条。

誰が九条を突き落としたのか、そこにはどんな理由・経緯があったのか、最終回まで目が離せないストーリーです。

「最高の教師」第9話|あらすじ(ネタバレなし)

「最高の教師」第9話のあらすじです。

ここは、『ネタバレなし』ですので、ネタバレされたくない!という方は安心してお読みください。

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鵜久森の事件の日、鳳来高校にいたことが発覚した浜岡。

事件の後、行方をくらませていたが、迫田、向坂、瓜生が浜岡のアジトを突き止める。

「あの日、なんで学校にいたんだ?」

迫田が浜岡を問い詰めると、ある生徒に頼まれて学校に忍び込んだことを明かした。

迫田たちは九条に報告。

九条は、浜岡が鵜久森にとって”誰にも知られたくない何か”を見つけたのではないかと考え、それが何なのか、頭を巡らす。

翌日、九条と生徒たちは「ある生徒」から直接話を聞こうとするが、その生徒は登校しなかった。

九条の頭に”最悪”の状況がよぎる。

慌てて教室を飛び出した九条。

D組の生徒たちや他の教師たちも九条の後を追い、手分けして探す。

鵜久森がなぜ事件に巻き込まれたのか。その真相が明らかになる―。

「最高の教師」第9話|小説風ネタバレあらすじ

ここでは、「最高の教師」第9話の小説風あらすじ(ネタバレあり)をお届けします。

浜岡を動かした生徒

「浜岡、鵜久森の事件の日、なんで学校にいたんだ?」

迫田たちの問い詰めに浜岡が白状する。

「頼まれていったのよ。もう1人いるだろ、お前らの学校に金払いのいいやつ」

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迫田たちが浜岡の居場所を突き止めたことがクラスに知れ渡り、西野、野辺、金澤の3人が狼狽える。

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「まさか、西野か」

西野も状況が変わって困っていると聞いて手伝ってやったと、自身の行動を正当化する浜岡。

形勢逆転の材料を得るために学校に忍び込んだと白状するが、瓜生たちにさらに問い詰められ、鵜久森の死は自分には関係ないと、暴れだし、その場を逃げ出す。

*****

瓜生は九条に報告。

九条は、自宅で夫・蓮に相談する。

あの日、鵜久森が1人で新校舎の工事現場に向かったのは、誰にも知られたくない何かを守るため、と推察した九条。

蓮は、鵜久森が本当に強い心の持ち主だったから、1人で背負って立ち向かってしまったと分析し、九条には”もっと弱くていいからな”と本心を伝えた。

(10月16日)鵜久森の母の決意

鵜久森の母親が学校を訪れる。

警察との調査報告と娘の事件があった現場を自身の目で確認するためだった。

現場を訪れた鵜久森の母親と、九条と教頭。

「本当突然ですよね。そんな想像すらしてなかったのに、何かのきっかけで想像すらもしたくないことが起きてしまう。でも―。」

母親は自宅に来てくれた相良のことを思い出しながら

「生徒の方が勇気を持って一番苦しい場所に来てくれたので、私も来ようと思ったんです」

チャイムが鳴り、鵜久森の母から促された九条は、朝のHRのため教室に戻る。

”最悪”を回避せよ

九条が教室に着くと、西野、野辺、金澤が登校していないことに気づく。

浜岡を見つけた話が知れ渡っていたクラスでは、来ていない3人が犯人なのではと訝しんだ。

この状況に、一旦は3人が来るのを待とうと説明した九条であるが、すぐに鵜久森の母の言葉が脳裏をよぎる。

『何かのきっかけで想像すらもしたくないことが起きてしまう』

3人を今すぐ探すことを決断。最悪が起きる前に―。

教室を飛び出す九条。

*****

応接室で警察との調査報告を鵜久森の母親に報告する我修院教頭。

そこへ、九条から電話が入り、状況が伝えられた。

教頭がすぐさまD組の教室に向かうと、生徒たちが3人を探しに教室を出るところだった。

生徒たちに落ち着くよう説得する教頭に、生徒たちが必死に主張する。

渡会「鵜久森の件を起こしてしまったのが西野さんたちかもしれなくて」

栖原「誰かを責め立てるための憶測じゃなくて、誰かを助けるための憶測ならするべきなんじゃないかって」

相良「俺が言う権利はないかもしれないけど―。みんな一度は考えたと思う。自分が何かすりゃ、あんなことにならなかったんじゃって。今ここで何もしなかったら、鵜久森に申し訳が立たねぇ。もし何か起きたら、私はそんな未来を望んじゃないっていうはずだ。あいつのことがあって、俺もみんなもガッシー(教頭)の言ってたことがようやくできるようになったんだよ。誰かと、何かと真剣に向き合うってことが」

この件に向き合った生徒たちの思いを知った教頭は、絶対に最悪を起こさないよう、生徒たちに協力を仰ぐ。

”最悪”を目の前にして

九条の友人・夏穂と早乙女が遊びに来ていたボーリング場で、西野、野辺、金澤の3人の姿を目撃。

早乙女が九条に電話で伝えた。

ボーリング場を出た西野たちは、顔に生気もなく、街中を歩いていた。

西野が口を開く。

「そろそろケリつけようか」

向いた先は、ビルの屋上。

*****

3人は、屋上の縁ギリギリに立ち、手をつなぎ、意を決する。

そして、いざ飛ぼうとしたその時―。

西野は怖気づいてしまう。

その時だった。

後ろから西野たちを呼ぶ声が。

駆けつけたのは、月野、倉知、貴島、穂積の4人だった。

3人を制止する4人。

穂積はすぐに3人を見つけたことを電話で他の生徒に知らせた。

月野たちは全ての思いを3人にぶつけ、必死に説得。

そこに、東風谷、阿久津、星崎の3人も駆けつけ、全てを明らかにすることを促し、一緒に教室に帰ろうと声を掛けた。

鵜久森の事件の真相

九条たちが待つD組の教室に西野たちを連れた東風谷たちが戻ってくる。

九条は、鵜久森の事件について、生徒たちだけで話をするよう指示。

九条は教壇の横で椅子に座って生徒たちの話に耳を傾けた。

藤原が口を開き、西野たちに問うた。

「なぜ鵜久森をそうさせたのか」と。

西野が立ち上がり、当時の経緯や鵜久森とのやり取りを打ち明ける。

西野は、浜岡から突然話しかけられたことから全てが始まったことを打ち明けた。

最近学校が楽しくないことなど、全てを見透かされたようだったと。

浜岡の誘いに乗ってしまった西野は、浜岡が当日学校に忍び込み、化学準備室にカメラを仕掛けたこと、それによって鵜久森と東風谷の秘密を手に入れたことを知った。

そして、その映像を保存したSDカードを持って西野は、金澤と野辺に協力させ、鵜久森を脅した。

しかし、鵜久森は西野たちに予想外の言葉を発する―。

鵜久森は西野からSDカードを奪い返そうと、揉み合った末に廊下から転落。

そんなつもりはなかったと号泣する西野だが、九条は許さなかった。

「ふざけるな」

西野のもとへ行き、西野の手を掴んだ九条は、怒りをにじませながら語り掛ける。

「逃げるなよ」

「人が、クラスメイトが命を失ったんです。それなのに『そんなつもりじゃなかった』、その一言で逃げられるわけがない。あなた達が容易く人を区別し、見下し傷つけてきた。その日々の行いが繋がって、こんなことが起きたんです。『そんなつもりじゃない』その言葉がその行動がどれだけ相手の心に積もっていくのか、それを想像しないからこんなことが起きたんです。鵜久森さんがその命を燃やして変えようとしていたのに。まだそうやって逃げることを私は絶対許さない。」

「西野さん、『この2人は関係ない』、『浜岡に言われたから』。はじめに出てくるのってその言葉なんですか?この3人で鵜久森さんを貶めようとしたその行いに対する反省の言葉はないですか?鵜久森さんのイラストが話題になった時もそうです。自分の身の回りの空気、たったそれだけの事が変わるのを嫌い、あなたたちは彼女に簡単に卑劣な言葉を浴びせました。その時とあなたたちは何も変わっていない。自分を守るために人を傷つける事が癖になっている。無自覚な動物そのものです。」

どうすればいいかわからないと言う西野たちに、九条はこう告げた。

鵜久森が既に伝えていると。残された人に償っていくべきだと。

鵜久森の母が3年D組に伝えたこと

そこに、鵜久森の母が教室を訪れる。

教頭から教室の様子を観させたもらっていたと打ち明けた。

西野たち3人は、鵜久森の母親に必死に謝罪する。

鵜久森の母は口を開き、この出来事を許すことはできないと断じた。

しかし、1つだけお願いを言わせてもらえるなら、と提案した。

「鵜久森叶を一生懸命忘れないでいてほしい」

涙ながらに訴える母親に、西野たちもただただ謝りつづけた。

江波の思い

九条と3人が教室を出て廊下を歩いていると、後ろから江波が声を掛けてきた。

九条は、江波にこれから3人で警察に説明に行くことを伝え、その場を去る。

江波は、改めて3人に尋ねた。

「私たち、何があってもずっと友達だよね?」

相良の本気

雀荘でマージャンに興じる浜岡。

そこに相良が現れ、自分の父親に頼んでこれまでの悪事を浜岡の父親にバラしたことを伝えた。

さらに、相良が浜岡を問い詰める。

「西野が困った状況だってお前に話したの、誰だ?」

真犯人

自宅の自室でパソコンに向かう九条。

卒業式の日、自分を殺した犯人に目星をつけていた。

「2024年3月10日。卒業式の日。その日にその人物と向き合うことこそが。私の最後のすべき事だから―」

(第9話おわり)

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